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産地紹介 山形県 岡田廣さん

いい土を使うといい木が育っていいさくらんぼが出来る。ずく(軸)の太いさくらんぼが素晴らしいんだぁ。

山形県東根市

岡田廣

岡田さんの畑には長年土づくりをしてきた証の柔らかい草が土を覆っています。畑に入ると不思議と心地よい雰囲気に包まれます。

岡田さんの畑は果樹王国として知られる山形県東根市にあります。

東根市はさくらんぼの生産量が日本一であることに加え、さくらんぼの代表品種である「佐藤錦」の発祥の地としても有名です。

岡田さん夫妻はこの地で50年程前に野菜栽培から農業を始めましたが、その後、ぶどう栽培を経て最終的にさくらんぼ、ラフランスにたどり着き現在に至ります。

岡田さんはできるだけ農薬を減らしたいと、化学農薬を地域基準の半分以下に抑えた栽培を行っています。肥料も自然由来の堆肥を中心に畑に与えるので土の中には沢山のミミズが住んでいて岡田さんの畑を耕してくれます。

10年以上堆肥で土づくりをしてきた岡田さんの畑はフカフカで、猿や猪、ハクビシンなどの動物も、畑にいるミミズや落下したラフランス、さくらんぼなどを食べに裏山からやってきます。

そんな岡田さんの畑で育った果樹達は健康な根を張りスクスクと育っていき、軸の太い立派な果実を実らせます。

岡田廣さんの写真

岡田廣という人

さくらんぼとラフランスの栽培について誰よりも熱い想いをもっている岡田さん。一緒に畑に入ると、自慢の土をすくい取りながら土づくりの大切さや畑に生える雑草についての何十回目となる講義が始まります。

岡田さんは山形弁でお話しされますが、それは方言を知らない人からすると難解かもしれません。しかしその方言には故郷への深い愛情を感じさせ、会話には温かみを感じます。

年齢を重ねながらも、会いに行くといつも明るく元気で衰えを感じさせない岡田さん。収穫時期には早朝4時に起床し身支度を済ませるや否や、すぐさま畑に収穫に向かい夕方まで作業しています。

岡田さんはやさしく、気取りがなく、親しみやすい性格で、作業中に枝で頭をケガしたりと、お茶目な一面も覗かせます。

面白いことに、岡田さんはゲストに「ビール冷えてっから、早ぐ飲まっさい(ビールが冷えているから早く飲みなさい)」ともてなしてくれる一方で、自身は一切ビールを飲まないという一面も。代わりに、一日の終わりには大好きなウイスキーで晩酌します。

そして、岡田さんの口癖は「ハイハイ!」。岡田さんの元気な掛け声が繁忙期の作業場の雰囲気を和ませ、笑顔と活力を与えています。

岡田さんが栽培したさくらんぼとラ・フランスの画像

岡田さんが栽培する果物

岡田さんは夏にはさくらんぼ、秋にはラ・フランス(洋ナシ)を栽培しています。

山形盆地は、日本一のさくらんぼ産地であり、その内陸特有の昼夜の寒暖差が糖度の高い果物の栽培に適しています。

岡田さんは地域基準の半分以下にまで化学農薬の使用を減らして栽培しています。 又、肥料は有機質肥料を中心に使い、化学肥料は使用していません。

果樹で特別栽培(地域の基準に対して、農薬と化学肥料を半分以下の使用に抑える栽培)を行うことは容易なことではありませんが、岡田さんはその高い技術と豊富な経験をもって、それを成し遂げています。

主力品種
品種 / 出荷月6月7月8月9月10月11月12月
さくらんぼ・佐藤錦
さくらんぼ・紅秀峰
洋梨・ラフランス
洋梨・シルバーベル
洋梨・ル・レクチェ

まるでルビーのような艶めき
「岡田さんのさくらんぼ」

山形県産岡田さんのバラ詰め佐藤錦の商品写真

美しい艶やかな朱色の光沢と、口の中でぷりっと弾ける生命力溢れるおいしさ。

1年のうちたった2週間だけ味わえる初夏の旬の味は、贈り物にもぴったりです。

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岡田さんの畑のふかふかの土の写真

ふかふかの土がおいしい果物をつくる

岡田さんは、初めてさくらんぼを植えた際から、化学肥料を一切使用しない栽培に取り組んでいます。

「土づくりが基本」という信念のもと、有機醗酵肥料であるモグラ堆肥を使用し続けることで、花の色が驚くほど白くなり、葉っぱもキラキラと輝くようになったそうです。

岡田さんの考えは、よい土を作れば樹が元気になり、樹が元気になるとそこから生まれる果物もおいしくなるというものです。

確かに、岡田さんの畑を訪れると、土がふかふかで、はしごをかけるとグッと沈む感触があります。

さくらんぼやラ・フランスに関しても、岡田さんはしばしば「ずく(軸)が太いものが素晴らしいんだ」と語ります。軸が太いと実に栄養が豊富に供給され、その結果、品質の良い果物が生まれるのだそうです。

「軸が太いさくらんぼを作りたいならオレのところに来い!(教えてやるから)」とも仰る岡田さん。長年の知識と経験を惜しみなく次世代へ受け継ごうとするその姿勢は、岡田さんの人柄の表れかもしれません。

さくらんぼの作業工程(収穫・選果・詰め)

岡田廣さんのさくらんぼ収穫の様子をご紹介します。低いところはそのまま地面に立って収穫、高いところは梯子や高所作業機を使って収穫します。腰に「ベグ」と呼ばれる籠をつけて収穫したサクランボをそっと入れていきます。

さくらんぼを収穫している岡田さんの写真

下左:下段から中腹にかけてはじっくりと実の色づきを待ちます。
下右:樹の上の方は太陽が良く当たるので実の色着きがよくなります。

岡田さんのさくらんぼがたくさん成っている写真

収穫したさくらんぼはゆっくりとコンテナに入れ、畑からトラックで選果場へ運びます。

岡田さん達がさくらんぼを選果・箱詰めしている作業風景

選果場ではコンテナに入ったさくらんぼを布ごと慎重に選果台に乗せ、奥様の悠子さんとパートの皆さんで選果し箱詰めしていきます。選果とは、さくらんぼをサイズごとに分けたり、キズや傷みのあるさくらんぼを除けたりする作業です。

さくらんぼはデリケートな果物なので、収穫時や選果時には軸が実から外れたり指の体温で傷んだりしないよう、丁寧かつスピーディーに作業を進めます。

さくらんぼの選果中の写真

丁寧に箱詰めされたさくらんぼは山形県東根市から全国のお客様の元へ産地直送で届けられます。

箱詰めされた岡田さんのさくらんぼの写真

※こちらはバラ詰めの画像です。

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